全国の医療機関や健康イベントなどで「針付き採血器具」の使い回しが相次ぎ発覚している問題で、少なくとも36道府県対象者は延べ18万人以上に上ることが報道されています。
この問題では、厚生労働省が今月末を期限に自治体に医療機関名などの報告を求めており、各自治体が同種事例を収集している。
ここで問題なのは、調査期間である。
厚労省は2006年に使い回さないよう通知しているが、それ以前の使用にも遡って報告するようにしている。すると、報告した病院は、使い回しをしたことを新聞報道され、極悪人のような印象を与えている 。2006年以前と以降で分けるべきである。私の知っている限りでは、2000年以前に使いまわしとされない商品自体が存在しないので、全国の病院で使いまわししていることになってしまう!
確かに針自体を使い回していた島根県の事例は問題あるが、
周辺部のキャップを使用していた病院まで新聞報道され、悪病院にされるのは大きな問題である。 一方、健康診断の採血時などに使われ、針を通して「ホルダー」内の筒の中に血液を吸引するタイプの器具でも、ホルダーの使い回しが問題になっているが、使いまわしていない病院を探すのは困難なくらい少ないはずである。
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2008/06/30(月) |
つぶやき
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サッカーのユーロ2008 、スペインが1-0でドイツを破り、44年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。今回のユーロは、好ゲームばかりでしたね!
テレビネタでいけば、先週の
「課長 島耕作」 今回は、高橋克典が「課長島耕作」を演じるのも魅力、マンガの方では社長へシリーズが始まっているが、テレビの方ももっと放映して欲しいものである。
続けて、6/22放送の
教育テレビETV特集「どうしたら医療事故を減らせるのか」 この番組は、最高でした。DVDを20枚複製してみんなに配ろうと思っています。
要旨:今、各地の医療現場で、
産業界の専門家や患者など“異分野”の視点を取り入れて医療事故を減らそうという取り組みが始まっている 。工学・自動車・法律など医療者以外の専門家と医師が医療事故について語り合うシンポジウム、元・管制官をメンバーに加えた病院の安全管理チーム、医療事故の被害者と病院が一緒になって再発防止に取り組み。それらはいずれも、外部の視点を取り入れることで医療事故を防ぐ鍵を探そうという試みだ。新たな視点から見えてきたのは、「個人責任という対処療法で終わり、本質的な組織変革が先送り」「効率化や医療費抑制などの社会的要請が優先され、安全が犠牲になっている」など、他業界の事故や失敗でも共通する日本社会特有の病理である。
番組では、各地で始まっている病院改革など、医療事故防止の新たな動きのルポをまじえ、どうしたら医療事故を減らせるか、新たな視点から提言を行なっている 。詳しくは↓
http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html
2008/06/30(月) |
未分類
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今日は、DMATの任務の一つ
災害時の広域搬送について のお話です。
災害時には、本当の救命処置が必要な患者が多数出ます。3次救急病院でも、重傷者が2-3名いっぺんにくると大変なことになります。でも
全国の病院で、重傷者を診れば助けれる命があると 思います。
これは、搬送の概念図です。クリックして拡大してみてください。
ご覧のように
被災地近くの拠点空港より、被災地外の空港まで自衛隊のヘリや輸送機で運び、そこから各病院へ搬送します。 C-1輸送機
cH-47へり
この輸送機は、人ですと20人から60人運べます。患者の収容は、4名か8名までとなります。
後方より乗り込む
患者搬送風景
ご覧のように機内は広いようですが、そう多くの患者はいっぺんには運べません。
このように、
自衛隊と医療が共同して患者の搬送を行ないます 。
2008/06/28(土) |
救急・災害
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昨日久しぶりにカートに行って来ました。
これでカート周回数 920周となりました 。タイムは、一向に上がりませんが、昨日はいっしょにいったA級ライセンスの西島君よりもタイムがよかったです!?
今日は、
バギーで出勤、 冬はエンジンがかからなかったのですが、最近は何とかかかります。今日は道路がすいていたので、スムーズにこれましたが、
スタートは亀のようにトロイので困ります。
2008/06/27(金) |
カート・バギー
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災害救護の時は、救護に行くほうも被災地に迷惑をかけてはいけません 。そのために資機材、食料等も自分たちで用意していくことが最低条件となります。
当院も、阪神大震災以前はほとんど資機材がありません(どこの施設もほとんど持っていませんし(DMATは2年前、兵庫県災害医療センターができたのも5年前です)でしたが、救護に行くたびに資機材が増えていますので、紹介します。
★阪神大震災以前:救護班2班、日赤の救護セットのみ
★阪神大震災後:災害救護車、救護班5班へ増員、偵察車両パジェロミニ
★中越地震後 :救護車に荷物を載せたら人が乗れないことが分かり
人搬送用エルグランド購入、支援要員10名
★JR脱線事故で救護所も必要では?ということで、6m×6mのエアーテント購入
★地下鉄サリン以降の対策で、補助金でNBCテントを配置
このように
災害のたびに何か増やしております 。*しかし、DMAT関連の物品は一切ありません。これからです。これだけ出費していますが、病院は少しだけ黒字です。
逆にこれだけ投資ができる体制であるから黒字 になっているのでは?と最近は思っています。今回のDMATでは臨床工学技士も2名いましたが、まだまだ臨床工学技士が参加している人は少ないです。すばらしいことですので、みなさまの施設でも被災を受けた場合を想定して資機材を徐々に揃えていって欲しいものです。
2008/06/26(木) |
救急・災害
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最近、
化学療法が進歩するに従い、輸液ポンプが足りなくて困っております 。
500床で現在、180台です。代数的には、標準的ともいえますが、
昨年1年間で40台増設し ていることを考えますと異常な状態です。
先日、亀田病院さんが「うちは
原則輸液ポンプ20ml/h以下でしか使っていない よ」と言われていたので、どうやって教育?徹底したのかを聞いてみました。各病棟へ巡回し、輸液ポンプの流量と使用薬剤を調査し、そのデータを集計したそうです。すると、50ml/h以上の使用が多くあることが分かり、このデータをもとに看護部に協力してもらったとのことでした。
早速当院でも、TE-161Sの通信機能を使い、500件分のデータを集計してみました。
すると100ml/h以上で使用していることが多い ことが分かりました。この流量では、輸液ポンプを使用するメリットは考えにくく、このデータをもとに看護部へ交渉しに行く予定です。
2008/06/25(水) |
機器管理
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先日の続きで病院機能評価です。標準化については解説書に次のように書かれています。
6.3.2.5 医療機器の標準化が図られている ①医療機器の標準化が検討されている ②標準化に努力されており、実績が把握されている → これは、
機種統一を強要しているのではなく 、購入委員会等で
購入する際に同じ機器を購入する時は検討して購入する仕組みと整えなさい と言っているので、委員会で検討する仕組みを考えたら済みます。・・・・・・が出来ればこの文面を逆手にとって、病院として本当に必要な機種を購入するようにしていけばよいと考えます。
機能評価機構のねらいは、大学病院等で、「各科の要望で人工呼吸器の種類が増えてしまったり、教育機関だからすべての機種を揃えたらよい」。というような
購入方法を考え直し、医療事故のリスクを減らすこと考えて います。実績の把握については、委員会でこういう検討をした結果、機種を減らすことが出来ました。など記録に残しておけばよいでしょう!
2008/06/24(火) |
機器管理
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4日間のDMAT研修から帰ってきました。結論から言いますと、
DMATは本物でした。 少なくとも
大規模災害時に多数の傷病者がいた場合に、何とかしようと本気で考えている人たちがいる ことに感動しました。そのため訓練も実践に近い形でハードなものでした。
DMATは、阪神淡路大震災を教訓にして作られました。震災の時にはたくさんの人々が救援に駆けつけてくれましたが、医療に限って言えば雑多な編成の医療チームが統制なくバラバラに災害医療に当たり、さらに震災特有の挫滅症候群(クラッシュシンドローム)に対する知識も対策も十分でなかったのは確かです。
震災の時は、助けられたかもしれない命が500名と予想 されています。被災者は、被災地内のライフラインの復旧していない病院に殺到し、病院では、適切な治療を施すことは出来ません。自分の病院を考えてみてもクラッシュの人なら2名受け入れるのが精一杯でしょう。そう考えると、大阪だけでは、患者をさばききれないため、全国へ搬送する必要性が生じます。また、倒壊家屋に閉じ込められた人に対してもその場で医療支援が必要な場合があります。
その反省の上に災害医療に対し普段から訓練を積んだ医療チームを常備し、有事に素早く派遣するのがDMATと考えれば良いです。現在約500チーム、2500名が研修を終わったようです。
大規模災害で、厚労省から派遣要請が来たら、出来るだけ早くDMATは出動します。DMATは医師個人の登録では無く、医師、看護師、調整員のチーム活動が求められます。大きく活動内容を分けると次の2つです。
1、被災地外へヘリコプターや航空機で後方搬送する
2、瓦礫の下の医療
これらの活動に対してのスキルを身につけ、資機材を準備することを教えていただきます。
2008/06/23(月) |
救急・災害
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本日より、4日間
DMAT研修 です。しばらくブログの更新できないと思います。
災害派遣医療チーム(Disaster Medical Asistance Team、通称DMAT)とは医師、看護師、救急救命士、事務官などで構成され、
大規模災害や事故などの現場に急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チーム。 日本DMAT、都道府県DMATがあり、前者は大規模災害時に全国から派遣され、広域医療搬送・SCU(ステージングケアユニット)・病院支援・域内搬送・現場活動などが主な活動となる。後者は域内災害時において現場医療活動を行う。
域内災害においては消防と連携して活動する。消防の判断によりDMAT指定医療機関へDMAT出動要請が出され、要請を受けた指定医療機関ではDMATを編成待機させる。消防は医療機関へDMAT連携隊を派遣し、DMAT隊員は連携隊の専用車両にて発災現場へ出動し、災害医療を行う。 これまでにJR福知山線脱線事故や新潟県中越地震、新潟県中越沖地震、岩手・宮城内陸地震などで出動している。
大規模災害においては、被災地の都道府県から他の都道府県、厚生労働省、文部科学省、国立病院機構などに要請する。
災害時、医療チームが派遣される目的は、
1. 超急性期の医療を展開する。
2. 現場救護所の診療に当たる。
3. 広域搬送における航空機内医療活動・SCU活動にあたる。
4. 被災地の病院支援にあたる。 以上のように多岐にわたる。
2008/06/18(水) |
救急・災害
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今日は病院機能評価のお勉強です。
6.3.2.4 医療機器の管理の中央化がなされている
①医療機器管理センター的な部署があり、院内で使用する
主な医療機器の管理が中央化されている
ここで引っかかるのは
「主な医療機器」って何!?ってこと ですよね。
これの解釈は誰にも出来ないと思います。
明文化されていないので無理もありません。 特に保守すべき医療機器8項目は必須でしょう。それ以外ではと言うと病院規模や
レベルに合わせて出来る限りやってくださいと言うことです。これは、サーベイヤーの
感性によって大分異なってきますが、病棟の医療機器を中心に保守範囲を広めて、
良質で安全な医療の提供が出来るようにしていけばよいと考えます。
中央化っていうのは、なにも中央貸出機器だけのことを言っているのではありません。当院もそんなに保有していませんし・・・中央貸出機器以外は、通常時は把握できていませんので、
情報把握、点検、トラブル・修理対応ができていれば中央化していることになると考えてよいと思います 。
2008/06/18(水) |
機器管理
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昨日、
人工呼吸器でどうも調子が悪いので呼吸器を交換した と言われ原因を調査しました。
ME室で点検するとどうもおかしい。「高PEEP」アラーム!!テストバックも膨らみっぱなし・・・・!?最初は訳がわからなかったのですが、バクテリアフィルターを外してみると動作はスムーズに・・・・原因は、バクテリアフィルターの詰まりでした。
病棟で詳細を聞いてみると、吸入薬(メプチン)を超音波ネブライザー(エアロネブ)で1日12回使用していたとのこと、
人 工呼吸器回路用フィルターが目詰まりを起こしていたのです。
見 た目は、少し水滴が多い程度で判断しにくいので、注意が必要です。 厚生労働省からも注意喚起がでています。
http://www.info.pmda.go.jp/mdevices/md2002-0109004.html
2008/06/17(火) |
機器管理
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土日に村の団体で伊勢志摩へ旅行へ行ってきました。
まずは伊勢神宮より、ここは3年前の旅行でも来ました。
食品偽装で話題になった赤福です。賞味期限が2日間となり、どこにでも売っていません。限定販売のようで、売り切れの店がたくさんありました。やはり本物はおいしいです。
夜の宴会では、イセエビの船盛が3っつも、乙姫コンパニオンもがんばっていました。
最後に夫婦岩です。小学校の修学旅行以来30年ぶりでした。夏至の日に岩の中央から太陽が見れるそうです。
2008/06/16(月) |
未分類
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昨日は、結婚9年の記念日でした。帰りにケーキを買っていくと、
「何で!?」って顔 ・・・・・・
9年もたてばこんなものでしょうか?3年目くらいの時に忘れていたら、すごい怒られた記憶があり、それからは絶対忘れないようにしているのに・・・・・
このロウソクは、結婚30年まで使えますが、まだ1年目もいっていません?
6月15日は父の日です。我が次男も2歳半になり、立派な絵が近所のスーパーに飾られていましたので、ご紹介します。けれど、親ばかでも絵を褒めることは出来ません・・・・・でも
初めて書いてくれた絵、うれしいものです。 クリックで拡大します。
2008/06/13(金) |
成長日記
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日臨工学会等で、多くの人が
もっと臨床工学技士を病院内外でアピールする必要がある と言われていました。エピソードとして、結婚式で
病院でどんな仕事をしているの?と聞かれた時、「説明できなくて検査技師のような感じ・・・・って答えたりしている 」私も同類です。確かに説明は難しいですよね?臨床工学技士の歴史は20年、医療職種の人口割合は1%で、患者さんに直接関わることも少ない。無理もありません。
でもそんなことばかり言っていてもしょうがありません。
まずは、病院内から知ってもらいましょう! ということで、ME室の入口と手術室、ICUの3ヵ所に今日の当番者名とPHS番号を掲示しています。また、半年くらい前から、病院のホームページに臨床工学技術課のページも作ってもらっています。よかったらご覧ください。↓
http://www.hrc-hp.com/kakubu/me/index.html
2008/06/12(木) |
機器管理
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さて、
医療機器安全管理責任者の責任は、どれくらいのものでしょうか? 医療機器に関しては、病院管理者と同等レベルであると考えるべきです。つまり、医療機器安全管理責任者の主な業務である
医療機器の保守点検、研修、情報提供が適切に行なえていなくて、医療事故が起こった場合、記者会見で真ん中で説明す る 責任があるということです。 先日の学会で東京都の方が、監査で調べると、特に中小の病院では看護師の方が特に責任範囲を分からないまま、言われたから医療機器安全管理責任者になっているようなケースが多く見られると言われていました。まあ、病院から言われたらいやだけど仕方なし・・・・って方も多くいらっしゃるでしょう!?
私も責
任者になるのには、相当抵抗がありました。 医療機器安全管理担当者を放射線、検査、リハビリ、眼科医師、歯科医師にお願いしていますが、みなさん年上でほどんどは1回り以上年上です。尚且つ、給料が増えるでもなく・・・・・・って感じですが、後ろ向きではいけません。これまでもそうでしたが、病院で1名からスタートして16年、臨床工学技士も今では4名、医
療機器のことならば臨床工学技士といってもらえるようになりました。こういう前向きな姿勢が今の立場をつくっているのだなーと思う 今日この頃であります。皆さんもぜひ医療機器安全管理責任者になって、医療機器のことは任せてください。と言える体制作りを目指してください。
2008/06/11(水) |
機器管理
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スキルスラボは、最初の1ヶ月で300名の方が利用されましたが、その後の1ヶ月は10名と低調でした。何とか利用率を上げようと設備を充実中です。
まず、集合研修を効率的に実施していただけるように、パソコンおよび37型液晶モニターを設置しました。スライドの説明や基本手技のDVDをご覧いただくことが可能です。学会発表練習等に利用していただいてもOKです。
また、DVDで自己学習できるように教材もそろえていきたいと考えています。
2008/06/10(火) |
人材育成
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最近買った遊び道具を紹介します。
まずは、ヘリQから、2772円 室内専用で20分間充電で5分間飛行できます。
なかなか飛ばすのは難しく練習中です
次は、無限プチプチ、メイド編 651円、プチプチするとたまに萌えボイスが聞こえてきます。
10分で飽きてしまいました。
2008/06/09(月) |
未分類
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いきなりですが、一句
「できるなら やりすぎましょう 機器管理」 字あまり
これは、医療機器学会で学んだことである。
大会で論文賞をもらった亀田病院の森さんの話
亀田病院の15年間7030件の分析より「バスタブカーブを利用した耐用寿命の分析」より
・MTTFF(初期故障期間)
機器を購入してから初めて故障するまでの平均期間は1,5年であった
・MTBF(平均動作間隔)
安定期に入った機器が故障する平均時間は1年であるので点検は半年後とに行なう必要がある ・MTTR(磨耗故障期間)
年間の部品経費は12万円を越えると、機器の更新時期である
業者のムトウが「業委託に入っている施設で、
輸液ポンプの返却時点検で流量テストを5万件やった結果、修理が必要な誤差は1件もなかった」ので点検から流量テストを省いてもよいのではないか? という報告
以上のような結果は、点検をやった実績からモノを言っているので説得力とエビデンスがあります。という訳で、点検をやっていないとエビデンスにはなりません。ですから「やれるなら やりすぎてみては?」です。
2008/06/06(金) |
機器管理
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いきなりですが、今日は何の日でしょうか?
ドラえもんの絵描き歌・・・・・!?知らないって、6月6日にUFOが!
答えは、
「ゾロ目」の日です 。ということで、今から猿に行って来ます。
こないだ学会に行ったときも、少し有楽町のパチンコ屋に行って来ました。入口に呼び込みのミニスカートのお姉ちゃんがいる以外は普通な感じでした。交換率も普通でした。少し勝ちましたので、毎年3億円が当たっている宝くじ売り場で「ジャンボ」と「ミリオンドリーム」をバラで10枚買いました。
よく調べてみると、1ユニット1000万通り、
30億円中払戻金は、14億円で半分以上搾取されてい る ではありませんか?厳密には、「ジャンボ」の払い出しは13億9900万円ですので「ミリオンドリーム」の方が100万円得です。
2008/06/06(金) |
打つ
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今日は、米国呼吸療法士の「りょう」さんのブログの引用です。
世界的に有名なDr.Amato(アマト)の講演会のお話です。
生存率と一番関連が強いのは、 コンプライアンス < 一回換気量 < プラトー圧 < 吸気圧の順だそうです。 Amato先生が過去のデータを使って解析方法は、
例えばコンプライアンスを「悪い」「中ぐらい」「良い」のようにいくつかのグループに分けました
そしてさらにそれぞれのグループを高い吸気圧グループと低い吸気圧グループに分けちゃいました
そうすると、なんとなんとコンプライアンスに関わらず、高い吸気圧と低い吸気圧のグループでは
生存率が違っていたのです。
そういったデータ分析を行ってAmato先生が出した答えが
コンプライアンス < 一回換気量 < プラトー圧 < 吸気圧(右に行く方が関連が強い)
ということでした。
驚きです
なんとか吸気圧は低く抑えたいものです。
2008/06/05(木) |
未分類
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先日の学会で、リスクを3段階に分類すると鉄道は安全、航空機は中間、
医療はバンジージャンプと同じくらい危険な分類に入る と言われていました。
欧米の調査によると入院患者の3%~16%において医療行為に伴う何らかの傷害(有害事象)が生じており、米国医学研究所は、そのうち半数強は回避可能なものでこれらの傷害が関与して死亡したと
推定される死亡の数は年間44,000人から98,000人に上る と報告し、医療システムの質と安全を早急に改善する必要があることを指摘しました。日本の調査では、入院患者の6.8%で有害事象が生じていることが報告されており、これはカナダでの発生頻度とほぼ同じであることを示します。
医療過程で生じる有害事象には本来回避可能なものと不可避のものがありますが、これほど多くの有害事象が多発する現実を直視すれば、これら多発する有害事象を可能な限り低減させ、かつ有害事象から患者さんの生命を守るために全力を尽くすことは医療に関わるすべての人々の責務であります。
米国では医療質改善研究所とその呼びかけに応じた多数の団体の協力により、“10万人の命を救え”キャンペーン(100K Lives Campaign) が展開され、全
米で約5500ある病院のうち3100の病院(急性期病床数の78%に相当)が自主的に参加して改善に取り組みました。その結果、18か月間のキャンペーン期間中に入院中の死亡数を大幅に減らすことに成功したと報告しています。 いまこそ医療者は、職種や立場の壁を超え、医療を担う病院と医療を支えるさまざまな団体・学会・行政・地域社会が一致協力して医療事故の防止に総力をあげて取り組むべきと考えますことから、医療安全全国共同行動(“いのちをまもるパートナーズ”キャンペーン/日本版100K Lives Campaign)の実施を提案いたします。
同プロジェクトは、平成20年5月から2年間をキャンペーン期間として全国の病院が自主的に参加登録を行い、地域の病院が互いに協力しながら医療の質・安全の確保と向上をめざす8つの目標について組織的な活動を実施し、参加団体は活動の効果的な実施に必要な支援を提供します。
日本臨床工学技士会も、声をかけられ共同参画しております。
その中で輸液ポンプに関する必須対策とチャレンジ項目が掲げられています。
必須項目:ハード面;機種を減らす、始業点検、定期点検の実施 人的対策;一定教育後に使用可能とする。チェックリストを活用 チャレンジ項目:ハード面;ポンプの機種を統一と中央管理体制 人的対策;院内認定制度を設ける 何と当院はチャレンジ項目までほとんど出来ているではないですか?ご立派
詳しくは↓
http://kyodokodo.jp/
2008/06/04(水) |
機器管理
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時計を買おうか悩んでいます。みなさんならどっち!?
①
まずは、カシオのMaster of Gシリーズから、圧力センサーと温度センサー2つのセンサーを搭載した「RISEMAN(ライズマン)」 28350円
MTBのダウンヒル競技やバックカントリースキー・スノーボードといった高度変化の激しいスポーツなどを想定し、気圧・高度計、温度計を耐衝撃構造で装備しました。高度計はストップウオッチ連動計測が可能。経過時間と高度をそれぞれ計測します。ストップウオッチ連動計測では、最短5秒間隔で高度を計測でき、短時間での高度変化にも対応します。さらに、時計としての機能も進化。日本(2局)、アメリカ、ドイツ、イギリスに加え中国の電波をあわせた世界6局の電波を受信するマルチバンド6を世界で初めて*搭載しました。また裏蓋には新キャラクター、森を自在に滑空するムササビを刻印しています。気圧や高度といった、環境変化を読み取る新しいタフモデルです。 なんと北半球のほとんどで電波をキャッチできるそうです。
② 19800円
次は、海 外セイコーの人気モデルを国内仕様に文字盤を製造し直し、販売されるのが今回のこのモデル【パイロットクロノグラフ SZER004】。 ベゼルの回転計算尺には距離系換算、燃料系換算、重量系換算ができるように換算目盛りがついています。クロノグラフは0.05秒単位で計測できる文字盤 12時位置の1/20秒計と、文字盤6時位置の12時間計。防水性は水仕事にも安心な10気圧(日常生活用強化防水)です
2008/06/03(火) |
未分類
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サッカーのW杯予選、日本-オマーン
日本が3-0で快勝 、通算2勝1敗で勝ち点を6に伸ばした。日本は同組2位。首位のバーレーンはタイを3-2で下し、勝ち点を9とした。
日本は序盤からオマーンを圧倒。前半10分に
中沢(横浜M)が頭で先制点 を決めると、
同22分に大久保 (神戸)が追加点。
後半4分には中村俊が右足で3点目を奪った 。岡田監督就任後の通算成績は5勝1敗4分け。
いずれのゴールもビューティフルでした。2点のアシストをしたツウーリオの活躍もすばらしかったです。
2008/06/03(火) |
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医療機器学会で
顧客満足マネジメントに関する教育講演が あり面白かったので紹介します。講師は永田雅章氏 (株)エクスアンティ取締役です。
よく言われる「(世間では通用しない)病院の非常識」は、その病院の医療の質の低さをあらわしていると考えるべきだ。
毎日の仕事を自分たちの都合か、患者の視点か止まって見て、気付く力が必要であると言われていました。 また、顧客満足度向上における課題は
1、外来の待ち時間、待ち時間をゼロにすることは不可能であるが、
不満を解消する努力が 必要である。特に効くのは「職員の親切な対応」 で30分を越えると不満は増大する。
一番悪いのは、予約制で待たすことで、10分以上待たすと満足度は激減する
2、
在院日数の短縮は、病院経営の成果の集約であるが、必ずしも患者の喜びではない。 接遇教育が出来ており、居心地のよい病院であるほど、退院や転院したくないものである。
「紹介」されて病院を変わるより、
すべての病気を信頼できる病院で診て貰いたいが本音である 早期退院は、「追い出された」という不満につながる。対策としては、入院時にパスを
用いたりして、退院までのプロセスを何度も説明し、納得してもらう必要がある。
受付
どの科にいけばいいのかを患者に決定させるのは無理がある
待ち時間
「早く治してあげるためには早く診あげる」これが基本である
支払い
苦しそうな患者さんがいても名前を呼ばれるままにカウンターへと歩いていく。
近くに職員がいても、知らん顔が多い。何故一声かけてあげれないのか
廊下
無造作に置かれたカートや車椅子
“かたち”は“こころ”を表す 自ずから律する姿勢が医療の質を高める
「ぺたぺた歩きのスリッパ、胸元の開いた白衣」
「どらえもんのペン、ナースキャップのアクセサリー」
患者さんの立場立つこと、患者さんの視点になることは重要だ。
しかし、それ以上に
「どうすれば、どうすることで、病院を患者さんのものにすることが できるか」を模索するべきだろ
2008/06/02(月) |
人材育成
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3日間、日本医療機器学会に行ってきました。さすがに機器管理マニア!?の集まる学会だけに学ぶべきことが多かったです。数日間かけてブログで紹介していきます。
まず、
医療機器安全管理責任者の業務は、どこまでやるのか? です。
みなさんご存知のように医療機器というのはクラスⅠ~Ⅳまで分かれており、医療材料も含まれ、4049種類あります。この中で、一般的に医療機器と言われる医療機械(特定保守管理医療機器)は、1182種類です。医療機器安全管理責任者の管理する対象医療機器は、院内すべての医療機器(4049種類)です。これを聞いただけで、無理だとさじを投げ出しそうですが、整理すると次のようになります。
医療機器安全管理責任者の主な業務は
1、保守点検 2、研修 3、情報収集 の3点です。
医療機器(4049種類)の中の院内にあるものについては、情報収集まで 特定保守管理医療機器(1182種類)については、1~2まで やります。もうすでに諦めがちな、アナタ
・・・・安心して下さい。すべてやれている施設は、ほぼありません。
医療監査等で必須で求められているものは、特に保守点検の必要な機器として上げられている8項目です。あとの機器については、各施設のレベルに合わせて出来る範囲でがんばってやってください 。ということです。
では、
保守点検の内容については、できるだけ 添付文章に従ってやってください。 です。
ここでの
ポイントは、「できるだけ」ということです 。例えば、輸液ポンプの添付文章を見て見ますと、流量点検2ヶ月に1回、バッテリーテスト1ヶ月に1回とか無理なことが書かれていることが多いです。やれている病院もほとんどありません。
結局は、各施設のレベルに合わせて出来る範囲でがんばってやってください。ということです。 一番問題なのは、何も点検できていない施設で、そういう施設をなくすことが重要です。
2008/06/02(月) |
学会・勉強会
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