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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

2月13日の神戸新聞の社説より


2010年度の診療報酬改定が決まった。医療費抑制策が続いたが、10年ぶりにわずかながらプラス改定となった。入院医療に4400億円を上積みし、勤務医の待遇改善や再診料一本化など、病院重視の姿勢を鮮明に打ち出した。

 医療費抑制策などの影響で、各地で医療崩壊が進む。病院では産科、小児科、救急、外科など急性期医療の撤退や医師不足が深刻だ。診療報酬の改定を、疲弊した医療の再生につなげなくてはならない。

  改定では、難易度の高い手術の報酬を30~50%引き上げた。救命救急センターや新生児集中治療室を備えた施設の報酬、ハイリスクの分娩(ぶんべん)管理 加算なども増額した。いずれも労が多い割に収入が少なく、訴訟リスクも高い分野だ。医師を立ち去らせる要因にもなっていただけに、こうしたメリハリのある 手当ては現場のモチベーションを高め、国民にも分かりやすい。

 とりわけ、注目されたのは再診料の統一である。これまで診療所(開業医)710円、病院600円と開きがあったが、4月から690円に統一される。診療所の収入は目減りする一方、病院での患者負担は増え、病院は増収につながる。

 利害に直結するだけに厄介だった。

 診療報酬を決める中央社会保険医療協議会(中医協)は、開業医の意見を代弁する日本医師会(日医)委員が強い発言権を行使してきた。再診料は前回も議題に上り、日医側の反対で見送られた経緯がある。

 「医療再生」を掲げる鳩山政権が、自民党支持できた日医に厳しく対応した形だ。昨年、中医協から日医を外した時点で今回のことは予想されたことだった。

 とはいえ、こうした悶着(もんちゃく)が後々、健全な医療の妨げになっては困る。地域医療を無駄なく、病院と開業医の連携がスムーズに進む契機としなければならない。

 医療費抑制策によって経営が苦しいのは開業医も同じだ。新規の開業で多額の借金を抱える人は少なくない。締め付けが過ぎれば、そのつけは患者にはね返る。

 24時間態勢で患者の電話相談に対応する診療所に加算を新設したように、患者に親身な診療所には手厚く報いるべきだ。かかりつけ医と病院の役割分担も進めてもらいたい。そのためのシステムはどうあるべきかなど、課題は山積している。 疲弊した医療をよみがえらせるいい機会だ。国や自治体、各医療機関の連携が不可欠だが、とりわけ日医の役割は重い。

 

 

果たして、疲弊した医療をよみがえるのでしょうか!?私のところも黒字経営で、手術件数も多く、医師数も増えています・・・・が、近隣病院では内科医が6人辞めるとかよい話は聞こえてきません!過去の事例から、一人がちはいつまでも続くとは思えません。当院にも、しわ寄せが来る日もそう遠くないと思う今日この頃です。

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  1. 2010/02/15(月) |
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