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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

いかに生き残るか

年度はじめは何かと忙しいです。新しい生活が始まる人も多く世の中が慌しく思えます。
そんな中、技士会の会誌に掲載されている会長の挨拶が秀逸ですので、今日は抜粋してご紹介します。

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近年の改正医療法が追い風となり、「就職バブル」というべきでしょうか、臨床工学技士の雇用は拡大しております。他の医療職養成校卒業後に、就職に有利な臨床工学技士免許取得を目指して臨床工学技士専攻科に編入される方も増加していると聞きます。

少子化や社会的認知度の低さから、臨床工学技士養成校の学生は少ないようですが、職の無い現代社会において就職率が高いことは何にも代え難いことなのかもしれません。

このような会誌の「巻頭の辞」では、ありきたりの挨拶文を書いてきましたが、今回は、“昔から思うこと”を書かせていただきます。

“昔から思うこと・・・”我々の周りに(臨床工学技士も含み)、「勉強していないことを恥じない人」や「勉強していないことを自慢する人」、の多いことに驚いています。

特に、人の命を預かる我々の医療従事者において、勉学を拒否、否定することは間違いなく「罪」です。勉学といっても解剖学や生理学、また情報工学や機械工学・・・ばかりが学問ではありません。

日々の業務において疑問は山ほどあるはずです。疑問を追求して検証する、という作業が学会発表の根底となり、論文を検索して、自分の結果と他の結果をつき合わせて考察する、という専門的な学問に繋がるのです。

また、「何かおかしい」、「いつもと違う」など、感じる力も必要です。「何も感じない」、「無関心」、ではいけないのです。また、この感じる力を“センス”と、一言で言ってしまえば身も蓋もないのです。

患者さん(スタッフも)の異変(言動や顔色)や医療機器の異変(異音や液漏れ)に気付く、感じる、といった5感を働かせる訓練や学習も現代において必要です。

しかし、勉学ばかりを追求して、職場で調和が取れない、チームの和を乱す、ということでは、組織から必要とされなくなります。コミュニケーション能力を養うこともチーム医療の一員として働いている我々には必要な学問です。

私が存じ上げている、80歳を超える年齢の、とある病院の名誉院長の医師は、常日頃、ドイツ語の本や医学書を持ち歩き、いまだ勉学に励んでおられ、新たな知識を吸収しようと懸命に努力されておられます。もう、努力とかではなく習慣かもしれません。

我々もそのような生涯学習の姿勢を持ち続け、やがては学習することが習慣となるように努めていきたいものです。

年々、増加する臨床工学技士の中で、いかに生き残るか、また、施設に必要とされるか、様々な方面から考えてみる機会も必要ではないでしょうか。

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  1. 2011/04/04(月) |
  2. 技士会
  3. | コメント:1

コメント

会誌読みました。
会長の「巻頭の辞」はすばらしい!
私も「生涯学習の姿勢」を持ち続けようと思いました。
「兵臨工の会員としてすばらしい会長がいることを誇りに思います」とお伝えください。
  1. 2011/04/04(月) |
  2. URL |
  3. OSSAN #-
  4. [ 編集]

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