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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

HOLEP

 今日は、新しく当院に導入された「ホルミウムレーザー」を使用した HOLEP手技のお勉強です。
何でも学会では、ESWLによる結石破砕からレーザーを使用した結石破砕へとガイドラインも変化しつつあるようです。

“HoLEP”(ホーレップ)とは レーザー光 を利用した治療は出血や痛みが少ないため、患者さんに負担の少ない手術を可能にしています。“HoLEP”という最新の手術方法は、内視鏡を尿道から前立 腺に通し、レーザーファイバーと呼ばれる機器を前立腺の内側(内腺)と外側(外腺)の境目に挿入して行います。そしてホルミウム・ヤグレーザーという種類 のレーザー光を照射し、肥大した内腺(腺腫)を外腺から切り離します核出:くり貫くこと)。膀胱内へ核出された腺腫は別の機器で細切・吸引しながら摘出します。
これまで前立腺肥大症に対し施行されてきたTURP(経尿道的前立腺切除術)は腺腫を電気メスで削り取ってくる め、削る(切開)と止血(凝固)を交互に行わなくてはならず、技術が未熟であったり、大きな前立腺肥大において、ある程度の出血は防ぐ事ができません。ホ ルミウム・ヤグレーザーは切開と凝固が同時にできる利点と、核出術であるため直接内腺を傷つけないので出血自体が少ないという利点があります。このことに より“HoLEP”による治療法は、TURPに比べて出血量を少なくすることが可能となったのです。また、入院期間や完治までの期間も短く、低侵襲な治療 法として非常に注目されています。


 HoLEPとTURPの違い~治療のイメージ比較
下図のようにHoLEPはみかんの実を皮からはがすように前立腺腺腫を核出します。一方、TURPはみかんの実を直接切除していくため果汁(出血)が出てくるのを防ぐ事ができません。


 


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  1. 2011/07/01(金) |
  2. 未分類
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  1. 2011/07/03(日) |
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