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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

医療機器購入方法について

どこの病院でも医療機器購入の委員会等がありますよね~。
臨床工学技士も大分関与している施設が増えてきました。私も悩んでいたことがあり、色々な施設にやり方を聞いてみましたが、どこも一長一短があるようです。
それでは、一般的な、購入までのパターンを挙げてみたいと思います。

1、年に1~2回、機器購入要望のとりまとめが行われる。

2、提出書類は、購入要望書、選定理由書等、施設によって異なる

3、事務によって他病院の調査によって概算購入価格を算定する

4、予算に合わせて、購入機器を決める(機器購入委員会という名目が多い)

5、その後、機器選定委員会などで同種同効品を選定し、購入決定となる

6、入札等で購入が決まる

では、問題点となりそうな項目について検証してみましょう!
3、の他病院の調査で価格を決めるのは、客観的でありますが、掛け率だけでは微妙なばあいもあります。大事なのは本当に必要な付属品であるか?の見極めが重要です。一般的にメーカーの出されるもの、先生の要求されるものには必要の無いものがたくさん付いています。この見極めは、専門的知識で大きく左右される項目ですね~

4、購入機器の決め方ですが、購入の優先度は、更新>増設>新規であるべきなのですが、先生の発言力で新規が優先され更新が後回しになっては問題です。安全・安心な医療のために更新が優先されるべきです。

5、機器選定委員会などは私は不要だと思います。デモ機にて徹底的に検証後に購入要望が出されるべきで、同種同効品でどちらでもOKって場合は、メーカー違いのガチンコ入札で決めればよいと思います。

いずれにせよ、機器の専門家である臨床工学技士やコンサルタントによる妥当性のある購入計画・予算策定が最重要であると思います。そうしないと購入要望の金額により毎年変わってしまいますから・・・・コツは、現在ある保有機器の値段を算出し、機器1台ずつに更新年度を入れていけば大体の金額が出ます。大雑把に言いますと、保有機器金額合計÷10年って感じでしょうか?つまり、50億円ですと、年に5億円更新が必要となるってことです。

以上、参考になりましたでしょうか?
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  1. 2011/08/26(金) |
  2. 機器管理
  3. | コメント:1

コメント

ともにゃんさん、有難う御座います。

当院の様な昔ながらの『お医者様』扱いの病院では中々こういう当たり前の事が出来ません。
お陰で診療部が直接使用しない正に我々の管理機器の更新が難しい中、診療部の増台や新規があっさり通るのです。

  1. 2011/08/28(日) |
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  3. soysauce #-
  4. [ 編集]

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