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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

ペースメーカーを取り出すかどうか?

週刊臨床工学新聞より、気になるニュースを

日本不整脈学会は、ペースメーカーなどの医療機器を植え込んだ患者が亡くなった際の取り扱いの明確化に着手した。まず、ペースメーカーなどを植え込まれた 遺体の火葬拒否がどれくらいの割合で起きているのかを明らかにするため、全国の火葬場を対象とした実態調査を月内にも開始する。

 不整脈の治療に使われるペースメーカーや植え込み型除細動器は、急激に加熱されると破裂する危険性があり、火葬場によっては、植え込まれた遺体の火葬を拒否しているという。一方で医師側でも、遺体からペースメーカーを取り出すかどうかは意見が分かれている。

 同学会では、実態調査の結果を踏まえて、火葬場を所掌する厚生労働省に要望書を出し、省としての指針を通知するよう働きかける。また、ペースメーカーなどを扱う企業団体と協力して、火葬や取り出しに対する考え方をまとめ、学会の会員医師らに周知する。

 不整脈などの疾患でペースメーカーを埋め込んでいた患者が亡くなった後に、4割を超える医師がペースメーカーを除去していることが、メドピアの調査で明らかになった。

 メドピアは2011年11月23-29日に、同社が運営する医師限定コミュニティーサイト「MedPeer」の会員医師を対象にインターネット調査を実施、2552件の回答を得た。

  調査結果によると、患者が亡くなってからペースメーカーを「除去する」と答えた医師が44.4%で最も多く、以下は「家族と相談して決める」 (17.3%)、「除去しない」(15.5%)、「その他」(14.4%)、「火葬場や葬儀屋に確認し、意向に沿う」(8.4%)の順だった。

 除去する医師からは、火葬中に破裂するケースがあるため、ペースメーカーを除去するよう研修医時代などに教わったという意見のほか、「当地域では火葬場から連絡があり、除去することが前提になっている」など、地域差を指摘する意見も寄せられた。
 一方、除去しない医師は、「10年前は除去していたが、最近は葬儀屋から不要と言われた」「現在は、火力調整によって破裂することなく火葬できるはず」などの理由を挙げた。

 また、どの選択肢を選んだ医師からも、ペースメーカーの除去に関して遺族や火葬場、葬儀屋との連絡を重要視する声があった。

■法律や省令での規制なし
 厚生労働省の埋葬や火葬の担当者によると、ペースメーカーや副葬品を火葬場で燃やせるかどうかは、法律や省令で定めておらず、火葬場が自身の経験などに基づいて独自に基準を制定しているという。
 今回の調査に答えた医師からは、明確な指針がないことを疑問視する声もあった。
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  1. 2012/05/08(火) |
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