
病院にはDMATがあるのですが、どうやったら入れるのですか?って質問されることがあります。
私は人選する方ですが、答えは簡単です。やる気があればそのうちなれます。
どういうことかと言いますと、DMATの隊長の方になりたいとアピールすることが一番重要です。もちろん、病院内である程度認められていることが重要ですが・・・・日赤の場合、救護班がありますので、救護班である程度実績を積んで、適性を見極められたら、DMAT隊員となれると思います。要はやる気が一番重要です!
さて、私は日臨工の災害対策委員もさせていただいておりまして、今回のシンポジウムでも急遽追加発言という形で日赤の動きを報告させてもらいました。ここで簡単にご紹介させてもらいます。日赤において、業務支援は初めての経験でしたが、色々問題があることが分かりました。一番は、ニーズの把握が困難なことです。また、被災病院から困っていることを文書にて要請してもらわないことには、支援が進められないことが分かりました。そこで、基本的な「業務支援要請」の書式を作成し、院内で事前の取り決めをしてもらっていれば、少しでも早く支援が出来るのでは?ということを提案しています。
また、業務支援において「顔の見える関係」が一番重要であることも分かりました。地域ごとで透析分野に関しては顔の見える関係作りが普段から必要です。そして、災害拠点病院だけでは、透析医療に関しては難しいことも明らかとなりました。私はあくまでも構想の範疇ですが、「災害 透析 拠点病院」が必要であると思っています。つまり、ある程度の材料の備蓄や透析患者を受け入れることのできる 拠点となる透析施設の整備するべきであると・・・・あくまでも夢ですが、そうでないとなかなか解決までの道のりは遠いかと思います。
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