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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

蘇生用バッグ対策

 大阪市立大で起こった蘇生用バッグの事故では、手動で肺に酸素を送り込む「蘇生用バッグ」を使ったが、酸素を送り込む弁を誤った部分に取り付けたため、十分に送れなかったのが原因でした。

 蘇生用バッグによる組立ミスによるインシデント数多く報告されており、臨床工学技士が組立を担当している施設も多くあります。当院では、関わらないようにしていましたが、呼吸器を使用する関係上、いつまでも知らない顔もできませんので、感染認定ナースといっしょに対策を立てました。

蘇生用バッグといっても「アンビューバック」と「ジャクソンリース」の2種類があるのがやっかいです!
さらに、呼吸器等、長期間使用する人と救急的に1回きりの人がいるので混乱しやすいです。

まず、一番よいのは、ディスポ化です。さすがに最低でも7000円くらいですので断念します。ジャクソンリースに関しては、最近数社撤退したため、商品選びですら大変です。アンビューバックの組立に関しては、慣れた人でも間違える可能性は充分にあるので、出来たら組立しないのが良策です。


で、最終的に以下のように決まりました。

・単回使用の場合:蘇生用バッグに人工鼻を付け、患者ごとに人工鼻を交換する

・長期使用の場合:目に見える汚れがあるか、2週間ごとに分解せずに浸漬洗浄する。内部まで汚れている場合は、分解洗浄し、組立確認をME室で行う

みなさんの施設では、どんな対策でしょうか?良策があれば教えてくだされ♪
RST*blogも参考になります:icuweb.biz/blog/archives/2012/04/20-203534.php

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  1. 2012/05/17(木) |
  2. 機器管理
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