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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

世界的には A/Cを使っている?

人工呼吸器に関する話題?を少し

米国呼吸療法士のブログよりryourespi.blog69.fc2.com/blog-entry-216.html



これまでウィーニングでよく使われていたSIMV。
それが全国的にも、世界的にも使用されなくなってきています


どうして
呼吸器離脱方法をSIMV、PSV、SBT(自発呼吸トライアル)で比較すると、実はSIMVでは、一番時間がかかるという研究がでています。できるだけ早く、人工呼吸器をはずしたいのに、SIMVを用いるとそれだけで離脱が遅れてしまうのですね。

実はこの論文がでたのが1995年です。
SIMVがおもいっきり使われていた時代でしたが、そこから少しずつ注目されていったのだと思います。

そして実は、ガイドラインにも明記されています。
「SIMVをウィーニングに使用することは避けること」

ここまではっきりと書かれていたらやっぱり使用はさけるべきですね。

ちなみにこのガイドラインは、2007年にヨーロッパの雑誌からでていますが、ヨーロッパ呼吸器学会や集中治療学会、アメリカの胸部学会、集中治療学会などが様々な学会が関わって作成されています。

JSEPTIC_CEgroup www.jseptic.com/でも PCVとSIMVに関する議論が展開されていました。
www.jseptic.com/rinsho/questionnaire.html
まとめを要約しますと、

PCVについて

①PCVはVCVよりも最高気道内圧が低い、でもプラトー圧は同じである。
②PCVはVCVより患者への同調性は良いと信じられている、がそうでもなかったという研究もある。
③PCVは矩形波の圧と漸減波のフローにより平均気道内圧とガス交換能を改善すると期待される、でも今どきのVCVは漸減波でできてしまう。
④ARDSネットワークの研究はVCVである。

A/CとSIMV

8の国と地域、412のICU、1638患者において47%の患者はA/Cを使っていた。(1996 or1997年)
SIMV or SIMV+PSは合わせて31%。この当時で、PCVはアメリカ・カナダで3.5%、ブラジルで12.6%。

A/CとSIMV

23ヵ国、349ICU、4968患者が対象。
院内死亡率に有意差はなかった。オッズ比1.04[95%CI;0.77-1.42]


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  1. 2012/10/29(月) |
  2. 機器管理
  3. | コメント:1

コメント

A/C

夏に呼吸器の研修に行った時も、アメリカ人の講師が「あと3年でSIMVは教科書からも無くなる」と言ってたくらい、アメリカでの使用数は少ないようです。
ベストなPSを設定することがなかなかできないために、結果的に呼吸仕事量が増えるのが、ウィーニングの妨げになっていると思います。
  1. 2012/10/30(火) |
  2. URL |
  3. ばーば #JDMpZCNw
  4. [ 編集]

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