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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

弟が肝臓がんになりまして

 私の弟(42歳)が肝臓がんになりまして、28日に手術が決定したようです。

肝臓がんについて

肝炎ウィルスに感染すると、発症により慢性肝炎になり、進行し肝硬変へと移行してきます。その後、約10・20年程で肝臓がんを発症する危険性がと ても高くなります。これを原発性肝がんといい、他の臓器に発生した、がん細胞が肝臓に転移するする転移性肝がんと区別されます。原発性肝がんの95%が肝 細胞がんで、そのうちC型肝炎ウイルス保持者が70%、B型肝炎保持者が20%となっています。

肝臓は、臓器の中で唯一、切り取っても再生する能力をもっています。また、余力にも富み健康な人なら70%まで切除可能です。肝臓がんの治療をして も、もともと肝炎や肝硬変であることは変わらないため、切除した場合でも5年以内に約75%の患者でがんが再発してしまいます。また、肝臓には、体中の血 液が集まるため、他の臓器のがん細胞が血液に乗って流れ込み、転移しやすい性質があります。

肝臓がんの治療方法について

肝臓がんの治療方法は、腫瘍の大きさ、腫瘍の数また肝機能の状態により治療方法が選ばれます。外科的療法で行う部分肝切除や移植、そしてラジオ波焼 灼療法、肝動脈塞栓療法などのいくつかの内科的療法があります。一回の治療効果が最も大きいのは切除ですが、他の治療に比べて肝臓の余力が必要となりま す。

日本肝臓学会は、一昨年に肝機能の状態、腫瘍の数、腫瘍の大きさの三点を勘案して治療方法を決める最新の「科学的根拠に基づく肝臓癌診療ガイドライン2009年度版」を発表しています。

ガイドラインでは、肝障害が軽度で、腫瘍が一つだけであれば、大きさに関係なく切除を第一とし、肝障害の程度が軽度でも、腫瘍が二つ、もしくは三つになると、切除だけでなく、ラジオ波焼灼療法や肝動脈塞栓療法も考慮されるとしています。

部分肝切除は、手術により悪い部分を切り取る方法です。全身麻酔で、開腹手術になりますので手術時間は手術の方法によって異なりますが、およそ 3~10時間程度かかり約1ヶ月程の入院期間が必要となります。ただし、肝硬変などが進んでおり肝臓の機能が悪い場合は、手術に耐えられないばかりか、手 術後、残った肝臓がうまく機能せずに肝不全に陥る危険があるため手術はできません。

肝臓

手術は、日本大学 板橋病院でするようです。全国でもトップクラスの症例数のようですので安心です。
当院もそこそこ健闘しています。当院では、CUSAとバイオを使用するので、臨床工学技士がセッティング時には立ち会うようにしています。

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  1. 2012/12/26(水) |
  2. 未分類
  3. | コメント:1

コメント

お疲れ様です。
当院の消化器外科Dr.は、経験年数があっても、肝切除には、気を使うとおっしゃっておりました。
ともにゃんさんの弟さんと私と年齢が近いこともあり、また、そのような方のお役に立てるよう、使用する手術器を勉強して行きたいと思います。
色々な情報を頂き、ありがとうございました。
  1. 2012/12/26(水) |
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  3. BOKUKA #-
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