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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

液体窒素を用いた骨の再建

 昨日、テレビで液体窒素を用いた骨の再建術が紹介されていました。
ortho.w3.kanazawa-u.ac.jp/patnt/pages/brn_tmr.html

方法は、液体窒素中に切除した腫瘍骨を20分つけることで腫瘍細胞を死滅させます。

①がんに侵された骨(例:大腿骨)をいったん取り出します。

②これを-196℃の液体窒素に20分つけます。
このことにより、がん細胞を死滅させることができます。

③そして、骨を元にあった位置に戻します。

液体窒素処理の利点

骨の強度を保つことができる
液体窒素を使った低温処理は、タンパク質の変性が少なく骨の強度が保たれやすいという利点があります。そのため、細胞が増殖して新しい骨を作りやすくなります。

免疫力が活性化する
液体窒素処理によりがん細胞は死滅しますが、「腫瘍の抗原」はそのまま保たれます。この「抗原」は免疫細胞ががん細胞を攻撃するときの目印になるもので す。つまり骨肉腫であるがん細胞がなくなっても、免疫細胞の働きは弱まることがなく、他の場所にあるがんや転移したものに対して攻撃することに役立ちま す。


この治療法は先進医療のようでして、先進医療って言葉の使い方が間違って報道されていたり、よく理解されていないこともあるようです。詳しくはこちらをご覧ください。
www.senshiniryo.net/column_a/01/index.html

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  1. 2013/09/25(水) |
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