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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

知らなかった知見をチョイス

 クリティカルケアにおける呼吸管理 から、知らなかった知見をチョイス

人工呼吸器関連肺炎(VAP)に関して、診断は難しく、致命率の高い病態

 ・体位について 1999年の小規模RCTでVAP発生率は、仰臥位34%に対して頭高位45度8%であり、有効であった。機序は、胃内逆流の防止、ガス交換改善、無気肺発生防止が考えられる。しかし、2006年のRCTでは、VAP発生率は、仰臥位7%に対して半座位11%と差が無い!現実的に半座位の保持は困難で分泌物のクリアランス低下、褥瘡発生リスク、循環変動もあるため、頭高位は、経腸栄養などの場合以外は努力目標であろう!
 逆に、頭低位の方が、気道内の細菌定着が減少し、VAP発生率が低下するという報告もある。

 ・口腔内機械的清掃  2012年に報告されたメタ解析では、機械的清掃と2%クロルヘキシジンとの比較では、VAP発生率は低下しない。

 ・2011年のRCTで、カフ上部吸引は、人工呼吸期間やICU滞在日数が有意に低下した。しかし、死亡率に差はなかった。問題は、コスト高であるが、エビデンスが明確な予防策で標準的に使用する事が推奨される。

 ・1週間以内の早期気管切開は、VAP予防目的にはならない


大阪の技士会でこんなセミナーがあるみたい。集中治療学会で見た、瀬尾龍太郎先生ってさわやかでよい先生って印象でしたね!

 大阪府臨床工学技士会 第5回 呼吸療法セミナー VAPバンドルの実践 

講義Ⅰ 10:00-11:00
 VAPとは
 講師:大路 剛先生 (神戸大学医学部附属病院 感染症内科 講師)
講義Ⅱ 11:10-12:10
 VAP予防策の実践
 講師:山室 俊雄先生 (奈良県立医科大学附属病院 看護主査 集中ケア認定看護師)
昼休憩 12:10-13:30(お弁当はございません)
講義Ⅲ 13:30-14:30
 SBTを実践するには
 講師:瀬尾 龍太郎先生 (神戸市立医療センター中央市民病院 集中治療部)
講義Ⅳ 14:40-15:40
 人工呼吸管理中の鎮痛・鎮静
 講師:妙中 信之先生 (宝塚市立病院 病院長)

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  1. 2014/03/10(月) |
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