今日は、
臨床工学技士が在宅人工呼吸の訪問できるか?について考えてみたいと思います。
保険点数化に繋げるなら、ゴールを決めてデータ取りをする必要があります。
で、在宅人工呼吸の場合、臨床工学技士が訪問した場合の具体的業務となると
・人工呼吸器の安全点検
・患者アセスメント、指導、吸引 etc でしょうか?
訪問リハビリと同じように点数が付きますと、1件3千円・・・・
これだけでは、黒字化は難しいですが、
RSTのように足がかりとなることは確実です。
ただ、臨床工学技士が在宅訪問に関わることで、在宅人工呼吸患者の入院率が減少するとも思えませんし、
点数が付いたとしても実施できる病院数は、少ないと思われます。
調剤薬局のように、薬剤師を配置しないとダメなように、在宅人工呼吸をサポートする営業所には臨床工学技士が勤務していることが条件となれば、有資格者の指導の下で患者サポートが出来るのではないか?と思ったりもします。
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- 2015/02/05(木) |
- 未分類
-
| コメント:3
だいぶ前にシリンジポンプの交換の件でコメントさせて頂いた者です。
在宅人工呼吸器は当院ではメーカさんと同行するスタイルにしています。(点数が付くとなるとこの点は問題かもですが)
業務としては、月1回の訪問・家族への指導(吸引、呼吸器操作)、人工呼吸器の設定の他に介護サービスを受ける場合が多いので、その施設のスタッフへの教育も行っています。
入院率の変化は分かりませんが、デイサービス先でのトラブルは減っているようですし、技士会・連盟ともにこの辺の業務に関しては点数化してもらうと安全性の向上には繋がると思います。
(在宅に関してはバッテリの問題もありますし)
在宅にシフトしていくのは国の政策でもありますし、あまり患者自身と向き合うことの少ない臨床工学技士も多いので、関わる方が多くなるのは良いことだと思います。
- 2015/02/07(土) |
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- 通りすがり #-
- [ 編集]
通りすがりさん、コメントありがとうございます。
メーカさんと同行するスタイルなら病院の負担は少ないですね!基本的には、メーカーは社用車に同行させてくれないので、一般的には難しいでしょうかね?
技士会で点数化するには、がんばればどの施設でも出来る内容にすることと、有効性のデータが必要となります。何か指標となりうるデータってありますでしょうか?
- 2015/02/09(月) |
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- ともにゃん #-
- [ 編集]
当院の場合ですと、メーカーさんのご好意?もあり社用車での同行となっています。(呼吸器の点検時に回路を外す場面もあり有資格者がいた方が安全とのことでした。)
数値化・データ化が難しいので何とも言えませんが、機種・材料の統一による費用圧縮(院内の人工呼吸器と共用)、在宅での必要物品の準備(吸引器、BVMなど機器関係の相談は結構あります)、在宅介護分野の研修費用(臨床工学技士が講習を行うことで各施設の講習費用の軽減)などが思い浮かぶところでしょうか?
ただ、在宅訪問となると数人訪問するだけで午前いっぱいかかったりと人員に対する負担が結構あるので、なかなか広まらないのが現状かな?とは思います。
ペースメーカのように遠隔モニタリングがあると便利かな?と思ったりもしますが・・・。
とりとめの無い話しでも申し訳ありません。
- 2015/02/09(月) |
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- 通りすがり #-
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