FC2ブログ

ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

膀胱温度センサー付きバルーンカテーテル

以前、膀胱温度センサー付きバルーンカテーテルを使用していたが、格安商品が消滅し、償還価格との多額の逆差益が発生するため、現在は、鼓膜温を使用している。

しかし、鼓膜温プローブの使用期限の基準があいまいであり、よく故障する(セミディスポのため実際には机上の計算通り使えていなく割高になっている可能性がある)そこで、今回、より良い方法を検討してみることとなった。

P1000099.jpg

 

尿路感染発生率は、国内外の文献によると6.6%低下すると報告されている(文献1.2)当院の使用本数は、実績から3000件あるので、年間感染発生数は198件となる。また、バルーンカテーテルを現在のⅡ型からⅢ型に変更すると感染低減率は47%低下(文献3)するので、89件減ることとなる。感染による治療コスト削減は1件あたり6万円(文献4)と言われている。

結論:膀胱温度センサー付きバルーンカテーテルに変更した方が感染を含めたトータルコストが安くなり、患者にも有益である。

 

引用文献1:介入によるカテーテル由来の尿路感染の減少および費用対効果 環境感染vol,19 no,3 2004

引用文献2:尿路感染予防 Expert Nurce 2001 no,6

引用文献3:銀合金コーティング尿路カテーテルの影響を評価する多施設共同コホート研究 2014

引用文献4jarvis W ICHE 1996175 52-5

スポンサーサイト



  1. 2015/05/29(金) |
  2. 未分類
  3. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する