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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

フサンのアレルギー

 先日、透析+血漿交換していたところ、軽度の痒みの有る患者さんがいらっしゃいました。
血漿によるアレルギー反応かな?と思っていましたが、翌日のHD単独、血漿交換単独でも痒みがあり、回路も途中交換しました。
共通で使用されている薬剤は、フサンのゾロ品だけです!

そして、フサンをノバスタンに変更したところ、痒みも無く、TMPの上昇もありませんでした。
フサンのアレルギー反応の可能性が極めて高い症例でした。
www.murakami.asahi-u.ac.jp/murakami/image/rm/200807rm.pdf

ちなみに、重大な副作用としてショック、アナフィラキシー様症状がありますが、
発症頻度は不明です。体外循環:433例、膵炎:12例、DIC:4例(1997~2006年度厚生労働省報告)

フサンによるアナフィラキシーの特徴としては以下の点があります。
① フサンの使用歴があること。
② 即時型:投与後早期に発現し、中止後に速やかに回復。
③ 軽症:発赤、搔痒感、胸部不快、腹痛、嘔吐、発熱、冷汗など。

中等度:しびれ、めまい、意識低下。重症:血圧低下(ショックの定義に準ず)、呼吸困難。
1997~2006年の間に397件。うち死亡件数7件、心肺停止等の件数27件(死亡件数7件を含む)。




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  1. 2016/09/19(月) |
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