専門臨床工学技士について考えてみます。
取得者数(平成28年11月現在)
血液浄化 :180名
不整脈治療:341名
呼吸治療 :38名
高気圧 :9名 合計568名
会員数16000名 取得率:3.5%!?
これみた印象をどう思いますか?非常に少ないですよね!
また、臨床工学技士業界はかなりのピラミッド型人口分布をしているので、全体的に取得率が低いのもある程度仕方のないことかもしれません。なので大事なのはこれを受けて5年後、10年後にどうなっているかが重要となります。
しかし、この程度の取得率では資格取得を何かしらの報酬に反映させることは無理だと思います。この取得率では、資格保持者と無資格者での比較ができません。持っていないから治療効果が低かったり、病院・施設に有資格者がいないと治療効果が低いということが、統計上説明できません。
最近の新卒の技士会入会率が8割程度あるというのは、専門臨床工学技士制度を取得したい、もしくは取得するということに意味を見出している人が増えたことも要因の1つかと思います。施設内の臨床工学技士数が増え、少しでもよい地位を得ようとするために何かの資格を取得したいと考える人の増えたことも大きいです。
最終的に、取得率を上げて、何かしらの報酬に反映させることを職能団体としては考えていかないと未来は開けないでしょうね!
- 2016/12/12(月) |
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