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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

米がん患者2%が「CT原因」

CT検査の急増に伴い、検査で放射線を浴びることが原因でがんになる人は、米国で将来、がん全体の2%に達するとの試算を米コロンビア大の研究チームが報告した。

 研究チームによると、1回のCT検査で2~3回放射線を浴び、その放射線量は30~90ミリ・シーベルトに達する。これは胸部エックス線撮影の最大9000倍に上る。

 CT検査は使い勝手が良く、米国民がCT検査で放射線を浴びる回数は、1980年の300万回から2006年の6200万回へと大幅に増えた。研究チームは「特に子供は放射線でがんが引き起こされる危険性が高く、代替策を講じて、CT検査の回数を減らすべきだ」としている。CT検査の3分の1は不要とする研究もあり、必要のない検査を受けないよう訴えている。

 日本の場合、がんにかかる人の3・2%は、放射線診断による被ばくが原因と推定される、との報告が、英国オックスフォード大グループの国際調査で2004年にまとまっている。日本はCTの設置台数が多く、国民が受ける検査回数が、調査対象の15か国の平均に比べ1・8倍と多いことが背景となっている。  (2008年1月27日 読売新聞)

 最近、320列!!のマルチスライスCTが発売され、まだまだ進歩しているCTですが日本の検査しすぎ体質を考え直す機会になるでしょうか?
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  1. 2008/01/28(月) |
  2. 未分類
  3. | コメント:2

コメント

そうそう

たしかに、念のためのCTが多いとおもいます。、昔は胸部X線写真のみで診断をつけていたものが、今では、不明熱や、原因不明の症状に対してもスクリーニングで撮ったりします。小児に関しては、後からなぜ検査していなかったか、と責任を問われたりするためか?もっと主治医からも本人や保護者に放射線のリスクを説明し、納得して検査をうけるべきで、説明と同意をしっかり行えばもっと絞れると思うのですが・・・。我々職員は高い機械をペイするために病院から何件以上しないとだめだと言われ、待ちが長いとか同意書、問診が煩わしいと不満を言われ、当院では、マイナス要因ばかりです。
説明と同意は放射線被曝の良い抑止力となるはずです。
 それと日本人は多く検査できるのでがんを発見する確立が高いのでは?とも考えたりします。
  1. 2008/01/28(月) |
  2. URL |
  3. 二児父 #-
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David J. Brenner, Ph.D論文についてのコメントについて

診線組と申します。

直線仮説(管理上で使用)を仮説として使用していない所が問題のようです。
低線量領域でのがんリスクの増加の妥当性を支持しているが,
低線量領域でのリスク増加を否定するだけの研究結果が得られていないようです。
日本放射線技師会:医療被曝対策委員会
David J. Brenner, Ph.D論文についてのコメントを参照ください
http://www.jart.jp/img/ComputedTomography.pdf
当院では、これを使って説明しています。


  1. 2008/01/29(火) |
  2. URL |
  3. 診線組 #p/NFc4aY
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