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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

「集団と組織の違いを説明できますか?」

集団は人が集まっただけであり、組織は以下の3つの要素を満たす人の集まりであるとのことでした。

<組織の3要素>
• 共通の目的をもっていること(組織目的)
• お互いに協力する意思をもっていること(貢献意欲)
• 円滑なコミュニケーションが取れること(情報共有)


これは、チェスターバーナードが提唱している組織の3要素ですが、これらの3つがそろって始めて組織が成立するというのです。
もうすこし具体的な例というと、横断歩道をわたっている人は集団なのでしょうか?それとも組織なのでしょうか?
横断歩道をわたっている人や、信号待ちで横断歩道の前に並んでいる人たちには、向こう側にわたるという共通の目的があるので、一見組織といえそうですが、目的を果たすために互いに協力したり、コミュニケーションをとらないので、組織ではありません。
では、サッカー・チームはどうでしょうか?
相手チームよりもできるだけ多くのゴールをとることを目的としている人たちの集まりであるだけでなく、その目的にむかってお互いに協力して相手からボールを奪ったり、パスをまわしたりするのだから、サッカー・チームは組織といえそうですよね。
このように、目的を共有するだけでなく、お互いに協力しあったり、そのためにコミュニケーションをとらないといけない状況でないと、組織にはなりえません。
また、このバーナード定義を逆に解釈してみると、組織の存在意義や必要性も見出せそうです。つまり、目的を共有する必要もなく、だれともコミュニケーションをとる必要もなく、だれかに協力してもらわなくても良いときは、組織は不要ということなのだから、逆に言えば、一人では達成が困難な目的や目標があり、集団で取り組めばより高い付加価値を提供できるときになってはじめて組織が必要になってくるということなのです。
高い付加価値を提供するために、貢献する意欲がある人たちが円滑なコミュニケーションを行う集団のことを「組織」と呼ぶのですね。

我々の日本臨床工学技士会では、毎年のように実態調査アンケートを実施していますが、組織の3要素が不足しているのか?回答率は低いです。電話や必死の勧誘により約4割の回答者となっていますが、今後は、組織の3要素を考え、何が足りていないのかを考える必要があるように感じます。
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  1. 2019/12/29(日) |
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