* 内科系:最盛時14病院 → 現在6病院 → 4月から5病院に
* 外科系:最盛時16病院 → 現在7病院 → 4月から4病院に
見てのとおりで、最盛時に較べると1/4から1/3に減少し、負担はその分増えています。以前は、救急を断らない小さな民間病院もあったので負担も少なかったですが、昨今の医療情勢、救急対応へのバッシングの厳しさを考えると、輪番撤退も責められないでしょう。
「受け入れ不能」と言っただけで「たらい回し」「診療拒否」みたいなマスコミ記事が全国的に躍り、病院名まで曝されるのならそんなリスキーな仕事をわざわざ引き受ける義理は無いという事です。
姫路では三次救急病院である姫路循環器センターが既に半身不随で救急としてはほとんど機能していません。二次輪番が維持できなくなると周辺に流出する事になるのですが、隣接する地域も姫路から救急車が押し寄せれば、時間の問題で疲弊するのは目に見えています。
打つ手さえ見当たらないほど深刻と言うことです。いよいよどん詰まりの局面を迎えつつあるようです。そういえば、姫循につづき医療センターも常勤麻酔医が不在になるようで、手術自体も激減する病院が増えてきそうです・・・・・・・
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- 2008/02/25(月) |
- 救急・災害
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