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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

DMAT研修

4日間のDMAT研修から帰ってきました。結論から言いますと、DMATは本物でした。少なくとも大規模災害時に多数の傷病者がいた場合に、何とかしようと本気で考えている人たちがいることに感動しました。そのため訓練も実践に近い形でハードなものでした。

 DMATは、阪神淡路大震災を教訓にして作られました。震災の時にはたくさんの人々が救援に駆けつけてくれましたが、医療に限って言えば雑多な編成の医療チームが統制なくバラバラに災害医療に当たり、さらに震災特有の挫滅症候群(クラッシュシンドローム)に対する知識も対策も十分でなかったのは確かです。

 震災の時は、助けられたかもしれない命が500名と予想されています。被災者は、被災地内のライフラインの復旧していない病院に殺到し、病院では、適切な治療を施すことは出来ません。自分の病院を考えてみてもクラッシュの人なら2名受け入れるのが精一杯でしょう。そう考えると、大阪だけでは、患者をさばききれないため、全国へ搬送する必要性が生じます。また、倒壊家屋に閉じ込められた人に対してもその場で医療支援が必要な場合があります。

その反省の上に災害医療に対し普段から訓練を積んだ医療チームを常備し、有事に素早く派遣するのがDMATと考えれば良いです。現在約500チーム、2500名が研修を終わったようです。

 大規模災害で、厚労省から派遣要請が来たら、出来るだけ早くDMATは出動します。DMATは医師個人の登録では無く、医師、看護師、調整員のチーム活動が求められます。大きく活動内容を分けると次の2つです。
  1、被災地外へヘリコプターや航空機で後方搬送する
  2、瓦礫の下の医療
これらの活動に対してのスキルを身につけ、資機材を準備することを教えていただきます。
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  1. 2008/06/23(月) |
  2. 救急・災害
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