


西山麗選手は、
心臓の弁の機能に不具合のある「大動脈弁狭さく・閉鎖不全症」を生まれつき患った。日常生活には大きな支障はないが、医師に「激しい運動は命も脅かす」と言われた。攻守交代があるソフトボールに転向。それでもプレーは制限され、長打でも二塁までしか走れ なかった。「全力でプレーできないことがすごく悔しかった」 中2の時に、手術をすれば全力プレーができる可能性があることを知った。“普通の女の子”と して生活するか、難しい手術を受けてトップアスリートを目指すか? 迷わず手術を選んだ。背中を押したのは、前年のアトランタ五輪で見た日本代表の姿。 「自分もあの舞台に立ちたい」胸に芽生えた大きな夢をあきらめきれず、両親を説得した。

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- 2008/08/21(木) |
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