輸液セットをすべてPVCフリーの製品にすれば、何も考えなくても使用できますが、コストが高いので大きな問題です。当院の場合、輸液セットを大きく分類すると次の4種類に分けることが出来ます。
①PVCフリー、輸液フィルター付き、シュアプラグ3個・・・・2200円
②PVCフリー、シュアプラグ2個・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1200円
③TOTM製ポンプ用輸液セット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 200円
④一般用輸液セット(PVC製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50円
となり、個人的解釈では、PVCフリーは600円高、シュアプラグ1個200円高って感じでしょうか?
①はTPN製剤等の使用をCVCラインで使いますので致し方ないとして、②と③の価格差が1000円あると言うところです。特殊な薬剤以外は、PVCフリーまで必要がないため、考えどころです。
病棟でなぜ?②を使用したかを聞いてみると、シュアプラグがあるから・・・・と答える人が多かったです。これならば、③の輸液セットにシュアプラグの延長チューブを付けたほうが安上がりです。

当院では、今年度より輸液の認定制度を開始していますので、コストのことやPVCのことについて、啓蒙して病院経営に役立てようとしています。
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- 2008/10/03(金) |
- 機器管理
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