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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

たらい回し

今日は「たらい回し」問題を考えてみます。実際には、「たらい回し」ではなく、「受け入れ不能」な状態のことを言うのですが、東京での出来事はさすがにショッキングであったらしく、様々な対策が唱えられています。

対策1:  「 断るな! 」

つまりいかなる状況であっても断りさえしなければ「たらい回し」は解消できるとの主張です。誠にもっともな主張で確かに断らなければ「たらい回し」は発生しません。

現在の医療経営は、空席が発生するのを許されない構造になっています。黒字経営の病院は少なくとも90%以上、実はこれでも甘くて95%~100%近い運用が求められています。またこれだけ埋めても入院している患者の質とか条件によっては黒字が出ません。この辺は病院の特性によって様々なので一概には言い切れませんが、おおまかにはそんな状態です。

 
話が長くなるので、いきなり結論
 救急を断らないための対策
 →空床補填加算点数を新設して、病院内に受け入れられる空床を確保し、赤字になったら補填するシステムしかない
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  1. 2008/11/07(金) |
  2. つぶやき
  3. | コメント:3

コメント

受け入れ不能状態の原因の人員不足は、どうしたらいいのでしょうか?

産科医の絶対数が少ないのだから、金だけではうまくいきません。
石原知事のいうとうり、国政の明らかなミスです。

医学部の定数を増加しましたが、医師として働けるようになるにはまだ先の事です。さらに産科医が比例して増えるとは限りません。

また少子化に拍車がかかりそうで恐いです。
  1. 2008/11/07(金) |
  2. URL |
  3. Rudy #QfNYz.PI
  4. [ 編集]

 日本産婦人科学会の会員数が約16000人だそうですが、産婦人科医の年齢構成は約40%が60歳以上とされ、新規の志望者が確実に補充されないと急速に減少することは容易に推測されます。さらにこのうち勤務医の数は概算ですが5000人程度の報告があり、上述した産婦人科医の減少の影響はここを直撃するのは火を見るよりも明らかです。
 また新研修医制度以降は、産婦人科希望者が激減しているとのことで、壊滅するでしょう!死亡数は、戦後の昭和22年で1000人当たり31.4人もいます。その後は確実に減少していき、最新データでは実に1000人当たり1.6人まで減少しています。
 
 少子化の解決策は、子供を多く生むことしかないようです。多く生んでもらうためには、養育にお金がかからないことが絶対条件となります。
  1. 2008/11/07(金) |
  2. URL |
  3. ともにゃん #-
  4. [ 編集]

報道ステーションでやってましたが…

名戸ヶ谷病院というところが、救急を断らないをモットーに
がんばっているみたいです。
  1. 2008/11/10(月) |
  2. URL |
  3. OSSAN #-
  4. [ 編集]

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