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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

パルスオキシメータの進化

最近、機器管理と外れた話が多かったので、今日は学術的?にパルスオキシメータの進化で攻めたいと思います。解説は、麻酔科雑誌Lisa2005年9月号より抜粋します。

 パルスオキシメータは、日本光電の青柳卓雄氏が1974年に原理を開発しました。翌年、氏が研究から離れたために日本での開発は中断することとなった。

 その後、アメリカでミノルタとネルコアが開発に取り組み1980年1983年に商品化された。特に、ネルコアの製品(N-100)は、CPUを備えた優れたもので、近年まで市場をほぼ独占してきた。パルスオキシメータの歴史は、ネルコア社の製品の歴史をたどるとわかりやすい。

 第1世代(1985~88年)体動に弱い
 第2世代(1988~95年)C-LOCK導入、心電図のR波から体動時の影響を減らせた
 第3世代(1995~98年)Oxismart導入、1秒間に60回の数値演算に微分を利用、ノイズ除去に波形パターン認識を取り入れる
 第4世代(1998~02年)Oxismart XL導入、受光した波形をフーリエ変換して規則正しい波を抽出してノイズ除去した。これにより、だいぶんノイズが解消されました。このころ、マッシモとノイズ競争を繰り広げていたことを思い出します。
 第5世代(2002~現在)OxiMAX導入、個々のセンサーにデジタルメモリーチップを搭載し、チップの情報を用いて補正カーブを算出できるようになった。

最近のN-600Xは、N-560に比べても明らかに体動に強くなっており、小児領域でも大活躍しています。
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  1. 2008/12/11(木) |
  2. 機器管理
  3. | コメント:3

コメント

当院もネルコアのパルスかなり購入しています。
お世話様です。
N-600Xはまだ使用していません。

さて話はずれるのですが、質問です。

酸素テントは、流量制御しかないのでしょうか?
当院の酸素テントは、濃度計見ながら酸素流量をみるのです。

酸素濃度を設定していく、酸素テントはありますか?
  1. 2008/12/11(木) |
  2. URL |
  3. Rudy #QfNYz.PI
  4. [ 編集]

酸素テント

当院では、酸素テントやヘッドボックス(生まれたばかりの児)には酸素コントローラー(アトムOX-90)を使用しています。

これなら、酸素濃度を設定しているだけで、ちょうどよい酸素濃度に装置が調整してくれます。
  1. 2008/12/11(木) |
  2. URL |
  3. ともにゃん #-
  4. [ 編集]

ありがとうございます。

濃度管理のテントもあるのですね。
更新時は検討ですね。

値段に大きな格差があるのかな?
  1. 2008/12/12(金) |
  2. URL |
  3. Rudy #QfNYz.PI
  4. [ 編集]

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