病院の説明によると、手術は2人の産婦人科医が執刀。女性の腹部を切開する直前に、下半身付近から火が出たという。やけどを負った右足は氷や水で冷やし、処置後は手術を続け、無事出産した。
病院が調査したところ、事故原因は、女性の体に塗ったエタノールを含む消毒液「イソジンフィールド」が気化して、高温に熱せられた電気メスに引火したため、という。イソジンフィールドは、揮発性が高く引火の恐れがあることが「注意事項」に記載されていたが、執刀医は電気メスを使う前に、液体を十分にふき取るなどの注意を怠っていたという。
手術中に発火しても、無影灯の影響で炎が見えにくいそうです。当院は、エタノールの入っていないイソジン消毒液で、問題ありませんでした。自分の施設のイソジン液を確認してみてください。
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- 2008/12/18(木) |
- 機器管理
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