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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

これからの医療機器管理

これからの医療機器管理として、自施設の今後も鑑みて述べたいと思います。

今までの医療機器管理、特に中央管理を振り返ってみると、輸液ポンプや人工呼吸器等の汎用性の高い医療機器を中心に行われてきました。
 我々臨床工学技士(医療機器分野)の一番の役割は、安全で安心な医療を提供することです。病院の医療機器は、特定保守管理医療機器だけでも1183品目あります。
 しかし、現実的には数種類の機器の返却点検や定期点検を実施しているだけでした。そして、その数種類の機器をやりすぎなくらい点検している場合もありました。現在の医療機器は、故障も減ってきましたし、点検時に発見できる故障もほとんどないことから、これからの機器管理の方向性としましては、点検のできてない機器の点検に注力すべきではないでしょうか?これまでの中央管理といえば、ME室で貸し出し・点検している機器=中央貸し出し機器のみの管理でしたが、機能評価でも指摘されているように病棟や手術室等で使用されている機器にまで点検対象を広げるべきではないでしょうか?

「点検の頻度を少なくするリスク」 << 「中央管理をしていない機器を点検するメリット」

 ある大学病院では、返却時に毎回流量点検を実施していたそうです。5万件実施した結果、1度も流量誤差はなかったようです。その結果をエビデンスとして流量点検の回数を減らしたようです。それに対して中央管理されていない機器のリスクは相当なものです。

では、具体的な点検方法について考えて見ましょう!  
多種類の機器の点検をする場合、点検環境の準備にも時間がかかりますし、実際に使用されている状態が一番大切です。現実的な方法としましては、通常使用している状態を点検するってのが、てっとり早く確実な方法だと思われます。チェック項目と時間を決めて実施すると結構な数の機器が点検できると考えます。

 次に、使用中点検の有用性について考えてみる。
例えば、手術中の機器が安全・確実に作動しているかを五感を働かせて異常を察知できれば、医師や看護師の安心感を向上させることが出来、信頼される関係が構築されることとなる。これこそが、チーム医療=臨床工学技士の本来あるべき姿ではないでしょうか?
 みなさんも一度この方法について検討してみてください。

 

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  1. 2009/11/01(日) |
  2. 機器管理
  3. | コメント:0

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