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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

血液浄化シミュレーション教育

今日は、兵臨工のICLSにもはるばる参加していただきました。知多市民病院の畔柳さんの病院ホームページからのご紹介です。http://www.city.chita.aichi.jp/byouin/

血液浄化シミュレーション教育への取り組み
~ 患者急変時の対応 for 血液浄化 ~

「学びの効果」を調べると、講義を聴く、本を読むなどの行為からの理解は40%未満。では、自分自身で体験すると・・・75%理解ができるというデータが出ています。このことより世間ではシミュレーション訓練(リハーサル)は常識となっています。

近年、医療の分野でもシミュレーション教育が取り入れられACLS(二次救命処置)、JP(A)TEC(外傷初期診療法)、ISLS(脳卒中初期診療法)をはじめ各分野で多くの講習会が開催されており様々な医療機関で
教育方法として導入されています。今回当院の血液浄化センターでは血液浄化時の急変対応を統一して、誰が第一発見者になっても適切な対応ができるようになるためのシミュレーションコース「患者急変時の対応for 血液浄化」を開催いたしました。
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当コースは関東にある某シミュレーションラボセンターで行っているコースをヒントにして当院で考案しました。コース受講者は当院職員だけではなく他施設の医療従事者にもアナウンスをして広く募集しました。これは血液浄化分野でのシミュレーションオープンコースとしては日本初です。
高機能患者シミュレーター(人形)に患者さん役をやってもらい、1チーム3人(看護師2人+技士1人)として、患者さんの急変時に必要な知識、技術および医療チームとしての行動を覚えてもらいました。コース終了後のアンケート結果では「今回の講習会は現場で活かせますか?」「シミュレーション教育は必要だと思いますか?」の問いに受講者全員より「活かせる」「必要」という良い回答をもらいました。今後は回を重ねながらコース受講後に臨床の現場でどの程度効果が出るのかを調べ、今後のコース作りに反映させていく予定です。
患者さんの急変は教育を受けた人の前だけで起こることではありません。急変対応を学んだ(できる)人が増えればそれだけ助かる人が増えると思います。今後も継続的に当コースを開催して、患者さんに安全で質の高い血液浄化が提供できればと思っています。
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  1. 2009/11/26(木) |
  2. 人材育成
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