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ともにゃんの生態

臨床工学技士の「ともにゃん」の個人ブログ。医療機器の管理を中心に日常の戯言を日記にしています。

肝炎対策基本法案

 当院の特色の1つとして、ウイルス性肝炎の治療が上げられます。特に、ラジオ波や肝切除術の手術件数は、全国でも有数のものです。
 また、私と父親以外のみんながB型肝炎キャリアーです。母親方は、7人中6人が若くして肝臓がんで亡くなりました。最近生まれた妹の子供もキャリアーです。今回の国の根本的な対策には、大歓迎です。

 

国内に推定約350万人の感染者がいるウイルス性肝炎の総合対策を示した肝炎対策基本法案が26日、衆院本会議で全会一致で可決された。参院に送付されて今国会中に成立する見通しで、1月1日から施行される。感染を広げた国の責任や、患者への経済的支援などが盛り込まれており、長妻昭厚生労働相は法の趣旨を踏まえ、来年度から治療費助成の額や対象を拡大する意向を示した。

 厚労省は肝がん予防の観点から、これまでも拠点病院の整備や治療研究の支援などをしてきたが、法的根拠のない予算措置で、08年度から始まった治療費の一部助成も7年間の期限付きだった。このため患者団体などが、国の責任を明記し、恒久対策を進めるための法整備を求めていた。

 医療体制の充実や患者支援は、厚労省が今後策定する肝炎対策基本指針で具体化し、患者代表らも加えた指針策定のための協議会が来年中に設置される。長妻厚労相は採決に先立つ衆院厚労委員会で「来年度の予算編成で、治療費の自己負担額の上限引き下げと、B型肝炎の治療薬の助成対象への追加を、実現させたい」と述べた。【清水健二】

 ◇解説 「医原病」を支援 国の責務明文化

 国内最大級の感染症であるウイルス性肝炎は、感染の大半が注射や輸血などの医療行為に起因する「医原病」の面を持つ。法的責任は別にしても、安全な医療を提供できなかった国には、他の疾病以上に肝炎患者を支援する責務がある。これを明文化したのが、今回の肝炎対策基本法だ。

 国の肝炎対策は、薬害C型肝炎問題を中心に進められてきた。08年1月には薬害被害者救済法が成立し、同年4月からは治療費の一部助成も始まった。しかし、肝炎は感染原因や治療法が多岐にわたり、全員が救済や助成の恩恵にあずかれるわけではない。肝がん患者を減らし、将来の医療費膨張を抑えるためにも医療体制や患者の生活の質を底上げする法整備が必要だった。

◇B型肝炎

 血液を介して感染するウイルス性肝炎の一種。ワクチンはあるが決定的な治療法はない。C型肝炎と比べると感染力が強く、乳幼児期の感染で持続感染者(キャリアー)となる確率が高い。キャリアーのうち10~15%が20~30代で慢性肝炎を発症、肝硬変や肝がんに進行する恐れもある。86年から新生児への公費ワクチン投与が始まり、キャリアーは激減している。

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  1. 2009/11/27(金) |
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